段ボールの値上げ!その原因と回避方法について解説

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段ボールの値上げとは!?

段ボールの値上げは定期的に発生しています。

例えば原材料の値段が上がる、輸送費が上がるなど原因はさまざまです。

段ボールの値段はピンキリですが、小さいケースであれば数円、大きいケースであれば数十円の値上げ幅も考えられるでしょう。さらに枚数を多く使うとなれば、買い手としては、かなり厳しくなることが理解できます。

今回は段ボールの値上げについてお話します。さらに値上げの原因であったり回避方法について解説します。

ぜひ参考にしてください。

段ボールの値上げの原因

段ボールの値上げについては何かしらの変化点があるたびに行われています。

その原因は原材料である原紙の高騰、接着の際に使用する糊の高騰のため、などさまざまです。

それぞれ細かく解説していきます。

原紙が上がる場合

段ボールの値段の大部分を占めるのが原材料である原紙となります。

段ボールは表と裏の紙と中の波々形状が成型されて、段ボールが作られていますが、見た通りほぼ原紙で仕上げられています。それゆえに原紙が高騰すれば値上がりもおのずと付いてくることがわかるでしょう。

原紙が上がる理由としては古紙が国内での流通が減ることで発生しやすいです。

また2023年の値上がりのように原紙を製造する際の燃料が上がることで原紙が上がることもあります。

糊が上がる場合

段ボールは原紙を貼り合わせる際に糊を使用します。

コーンスターチというとうもろこしを原料とする素材を主に使用しますが、この原材料の値段が高騰することで段ボールの値上がりにつながります。

副資材が上がる場合

段ボールを製造する際や出来上がった段ボールを納品する際に様々な副資材を利用します。

例えば、段ボールを束ねるためのビニール紐であったり、段ボールを載せて運ぶためのパレットなどといったように段ボールは製造や納品時にさまざまな副資材を利用します。

それらの値上がりとなった場合にも段ボールとしての値上がりにつながることとなります。

輸送費が上がる場合

段ボールの価格において割と大きく占めているものが輸送費となります。

段ボールを運ぶ際に発生する輸送費は、年々条件は厳しくなっております。

輸送費が上がれば、おのずと段ボールも値上がりが発生するでしょう。

段ボールの値上げを抑える方法

それでは段ボール値上げの話が浮上すれば、そのまま鵜呑みにするしかないのかというと決してそうではありません。いくつか検討することで値上げを抑えることができる可能性もあるので解説します。

概要をしっかりヒアリングする

段ボールの値上げを通達された場合は、よっぽど余裕がない限りは価格の交渉を行うことをおすすめします。

値上げ幅の根拠や内容の説明を受けた上、判断するようにしましょう。

単純に一律〇〇%というような場合は確かに点数が多いから仕方がない場合もありますが、そうすることで本来の上げ幅以上のものもあるので注意が必要です。

ただし単に段ボールメーカーの営業が試算するぐらいなら安くても良いから〇〇%で勘弁してくださいと安めの幅で相談してくるパターンもあるので、しっかりと見極めるようにしましょう。

相見積もり

値上げの相談があった場合は他社に相見積もりを取ることが通常の流れとなります。

現状よりも安く見積もりが出てくる可能性は0ではありませんが、その会社が信用できる会社なのか、品質であったり、デリバリーであったり注意が必要です。

安い会社に切り替えたけれども対応が悪いとなれば本末転倒なので注意しましょう。

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規格変更の検討

値上げの相談を受けた場合、単純に値上げのみを検討するのではなく、例えば材質を変更することで値段を抑える、また寸法の見直しで値下げにつながることもあります。

担当営業に相談してみることをお勧めします。

あとはロットを増やすことで単価を抑えられるパターンもあるので、いろいろ視点を変えて検討してみましょう。

まとめ

今回は段ボールの値上げについてお話しました。また値上げの原因であったり回避方法について解説しました。

段ボールの値上げは数年に1回発生しており、まだ続きそうな雰囲気が漂っています。

段ボールの値上げはただ鵜呑みにするのではなく、しっかりと値上げの原因をしっかりと把握した上、上げないための方法がないのか、一度は検討することが大切でしょう。

もちろん、もう値上げをするしかないパターンもありますが、例えば寸法や材質を見直すことで値上げを避けられるパターンもあるでしょう。

値上げは慎重に進めることをおすすめします。

 

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