段ボール家具は安い?
段ボール製品は環境的なため注目が集まっています。
段ボール家具はご存知でしょうか。
家具と言えば木製のものが主体で、段ボールで作れるの?強度は大丈夫?など気になる点はいくつか出てくるでしょう。
今回は、そのような疑問を解決できるように段ボール家具の価格帯や強度面など解説します。
ぜひ参考にしてください。
段ボール家具は安くない
段ボール家具の構造体は段ボールでできているので安いのではないか?とお考えの人は多いですが、決して安くありません。
商品の価格帯を決める際のポイントとして、材料+加工賃+輸送費に利益を加えて価格が算出されますが、段ボール家具は加工賃が割高になるからでしょう。
また家具ゆえに、ある程度の強度を確保しなければいけないことを踏まえると材料は想定より多くなる、もしくは強度のある素材を使わなければなりません。
つまり、皆さんが想定するよりも材料代が発生していることが考えられます。
段ボール家具は紙でできているが安く仕上げることが困難です。
段ボール家具のメリット・デメリット
段ボール家具は安くないことがわかりましたが、それではどのようなメリットがあるのか、また事前に知っておきたいデメリットについて解説します。
段ボール家具のメリット
段ボール家具のメリットを挙げます。
とにかく軽い
段ボール家具はとにかく軽いです。
家具が倒れても大けがすることはないでしょう。
それゆえに子供向けの机などにも有効活用できそうです。
寸法が自由自在
段ボール家具は段ボールが材料ゆえに寸法の自由性が高いです。
つまり、mm単位の調整も可能です。
木製やプラなどと比べると加工性が高いのが特徴です。
段ボール家具のデメリット
それでは段ボール家具を検討する前にしっかりと押さえておきたいデメリット部分を解説します。
水や火に弱い
基本的に段ボールは水や火に弱いです。
水に強い耐水ダンボール、火に強い防炎段ボールは存在しますが、その分、材料費が高くなるので、費用をかければ、それぞれの欠点を抑えることはできます。
どうしても気になる方は特殊材質で加工された段ボール家具を検討しましょう。
強度や耐久性に不安
段ボール家具の強度や耐久性は木製やプラのもの比較して劣ります。
それゆえに思わぬ衝撃で段ボール家具が壊れたりしやすくなるでしょう。
しかし、段ボール家具は販売されるにあたり想定強度は算出されるので、その強度を越えなければ問題なく使用することができます。
ちょっとした気遣いは必要ですが、無理な使い方をしなければ問題なく使い続けることができるでしょう。
段ボール家具の可能性
段ボール家具には一体どのような可能性があるのか、その魅力について解説します。
いろんな家具が作れる
段ボール家具は様々なものがつくられているの一例を紹介します。
- イス
- 机
- 棚
- ベッド
- パーティション
デザイン性が高い物
段ボール家具は段ボール素材を生かして設計することもできるので、段ボールならではの自然でやさしいデザイン性が高いものが生み出されています。
特に「カミカグ」様で作成されている段ボール家具は段ボール素材の良さを最大限に引き出しつつ、デザイン性が高い仕上がりとなっています。
芸術作品に近い仕上がりになっているので興味のある方は覗いてください。
※参考元:おしゃれな段ボール家具のカミカグ
まとめ
今回は、そのような疑問を解決できるように段ボール家具の価格帯や強度面など解説しました。
基本的に段ボール家具は段ボールで作られるので耐久性や強度、水や火に不安点は残ります。
しかし、使い方に気を付ければ長期間使用できるし、使い勝手も悪くありません。
またデザイン性の高い段ボール家具も生み出されているので、今後の段ボール家具の可能性が楽しみですよね。
コメント