段ボールの基礎知識!形状と段種と材質について

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段ボールの基礎知識

段ボールと通販で送られてくる箱や引っ越し用の箱と言うイメージがあるでしょう。

梱包用の箱として普段何気なく使用している段ボールですが、実は奥が深いです。

今回は、段ボールの基礎知識を紹介します。

このページを見れば段ボールの基礎知識をしっかりと押さえられるようなページなので、ぜひ参考にしてください。

段ボールとは!

普段何気なく言っている「段ボール」とは、箱型形状に完成された「段ボール箱」に対して短縮した名称として使われることが多いでしょう。

基本的に「段ボール」=「段ボール箱」で問題ありません。

しかし、実際の所、段ボールとは波形状の紙(中芯)の片面もしくは両面に紙を貼り合わせた板状のものを指します。

片方の面が段が丸見えなものを「片面段ボール」

段目が紙でサンドイッチされているものを「両面段ボール」と言います。

これらの段ボールを加工することで、皆さんの馴染み深い段ボール箱に変化していきます。

段ボールの形状

段ボール箱には様々な形状があります。

私たちが良く見かける形状について紹介します。

A式段ボール箱

段ボール箱の中でも最もポピュラーなものがA式です。

ミカン箱と同じ形状と言えば多くの方がイメージができるでしょう。

組み立てが簡単で上下のフタ(フラップ)を閉じて、テープ貼りすれば梱包できます。

使わない時は、折りたたむことで保管スペースも最小限に抑えられるので使い勝手が良い形状だと言えるでしょう。

A式段ボールは一番使用されている形状とも言えます。

◆使用用途

・通販商品

・食品、飲料など

B式段ボール箱

B式段ボール箱は様々な形状があるので、これがB式と限定はできませんが、傾向としてはテープ貼りしなくても、組んだり差し込んだりすることで箱に組みあがる形状を指します。

Amazonの箱で底が複雑な形状で組まれた物がありますが、B式の種類に属しています。

◆使用用途

・内装箱

・ギフト用

C式段ボール箱

C式段ボールは2つの部材から構成されており、お弁当箱のような形状に近いです。

形状から底が抜けないことが特徴として挙げられます。

◆使用用途

・ギフト用

・書類

段ボールの強度は材質が大切

段ボールは梱包として商品をしっかりと守らなければいけません。

そこで重要となることが段ボールの強度です。

段ボールの強度は段種と材質なので、それぞれ解説します。

段の種類とは

段ボールの段種は多くの種類が存在しますが、メインどころをピックアップして紹介します。

◆段種

E段:厚みが1.8mm

B段:厚みが3mm

A段:厚みが5mm

W段:厚みが8mm

材質の種類とは

段ボールの強度に関わる部分として材質が挙げられます。

どのような材質があるのかメインの材質を紹介します。

◆材質(表、裏)

・D4:パットや仕切り、重量に耐える必要のないものに使われることが多い

・C5:一番使用されることが多い

・K5:多少強度が必要な物、例えば飲料などに使用されることが多い

・K6:青果物などに使用されることが多い

・K7:重量物に使用されることが多い

 

◆材質(中芯)

・S120:一番使用されることが多い

・強化180:通常の材質では耐えられない場合、強化の材質が使用される

まとめ

今回は、段ボールの基礎知識を紹介しました。

段ボールの形状から材質、段種について解説したので、これらのポイントを押さえることができれば段ボール初心者での知識量としては問題ありません。

当ブログでは他にも情報満載なので、いろいろ知識を深めてください。

※参考元(全国段ボール工業組合連合会HP

 

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