段ボールベッドは実用的なのか!?
段ボールベッドと言えば最初に大きく注目されたのは東京オリンピックで選手村で活用された段ボールベッドでしょう。
あとは被災地の緊急用として段ボールベッドは活用され始めています。
そんな段ボールベッドですが、果たして実用的なのかという点が気になります。
今回は段ボールベッドは実用的なのか?メリット、デメリットを解説します。
ぜひ参考にしてください。
段ボールベッドの基礎的情報
段ボールベッドとはその名の通り、段ボールがメインの構造体となっているベッドのことです。
段ボールベッドと言っても様々な形状のものが存在します。
簡単なものだと「ミカン箱」をただ横に並べたものもあれば、東京オリンピックで使用されたような耐久性がしっかりとしたものもあります。
段ボールベッドのメリット
それでは段ボールベッドのメリットについて解説していきます。
簡単に仕舞える
段ボールベッドは組み立てが楽でなので使わないときは収納にしまっておくことができます。
段ボールをたためばスペースもそこまで取らないため邪魔になりません。
急な来客用として常備しておくのもよいでしょう。
持ち運びが楽
段ボールベッドの構造体はすべて段ボールなのでたためば小さくなるし、何といっても重量が軽いです。
つまり持ち運びが楽になります。
どこか違う場所でベッドが必要になった際には楽に持ち運べるので緊急時に重宝するでしょう。
調達しやすい
段ボールベッドは段ボールで構成されるため非常に調達しやすいベッドです。
極端な話ですが、急ぎで100台のベッドが必要となった場合には木製のベッドよりも断然早く段ボールベッドを用意できます。
段ボールベッドのデメリット
段ボールベッドのデメリット部分は考え方によってはベッドとして致命的な部分もありますが、一工夫することで改善できる点もあります。
それぞれ解説していきます。
耐久性や強度が不安
段ボールベッドは木製や鉄素材のベッドと比較して耐久性や強度が極端に弱いです。
それゆえに数年レベルで長く使うことや極度の重量に耐えられるかどうかに不安があります。
ただし、構造体に強度が出るような組み方にしたり、材質を高いものに変えることで耐久性や強度を改善させることができます。
また使い方に注意することで、耐久性や強度の問題をクリアすることもできるでしょう。
水や湿気に弱い
段ボールは紙素材なので水や湿気に弱いです。
それゆえに湿度の高い環境での使用は要注意です。
改善方法としては段ボールの上にビニールを被せて外気と触れないようにすることで湿気や水の問題はカバーできるでしょう。
段ボールベッドを普段使いできるのか??
段ボールベッドの普段使いは基本的には困難だと判断します。
やはり長期間使用する場合は木製うや鉄素材のベッドが適していると言えます。
段ボールベッドが活躍するシーンとしては急遽、一時的にベッドが必要になった場合が挙げられるでしょう。
特に被災した際やイベント時の際には重宝するベッドとして活躍が期待されます。
まとめ
今回は段ボールベッドは実用的なのか?メリット、デメリットを解説しました。
段ボールベッドの特徴を見ると普段使いとしては実用的ではないですが、緊急時に大活躍する商材だとわかりました。
また弱点である強度や水、湿気に対しても一工夫することで改善できる商材です。
将来的に段ボールベッドの活躍が期待できるシーンはありそうですね。
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